こんちには。TrangenのHです。Trados2017でファイルのプレビュー機能が搭載されました。この機能は弊社のようにプロジェクトの設定でファイタイプを設定し、翻訳箇所が翻訳されるように翻訳ファイルの作成を繰り返す際にはとても便利です。

従来の検証方法

今までは次の手順でファイルタイプの設定を確認していました。例として、ここでJsonファイルを翻訳する場合を考えてみましょう。

  1. プロジェクトの設定画面で、Jsonファイルの設定を書く(ここは共通ですね)
  2. プロジェクトの設定を閉じて、原文言語にファイルを追加する
  3. 翻訳ファイルの作成後訳文言語にファイルをコピーする
  4. 訳文言語の翻訳ファイルをエディタで開き、チェックする
  5. チェック結果が☓ならファイルを削除して1に戻る

上記の繰り返しでファイルの設定を書いていました。

それがTrados 2017に搭載されたファイルのプレビュー機能を使うと以下のように短縮できます。

新しい検証方法

  1. Jsonファイルの設定を書く(共通)
  2. 参照からファイルを選ぶ

  1. プレビューボタンを押して確認する

これで終わりです。とても簡単に設定の確認ができるようになりました。

Traodsは様々なファイルに対応しています。翻訳対象や対象外の設定をすることで望む翻訳ファイルが出来上がりますが、その検証はかなりの時間がかかっていました。ファイルのプレビュー機能で大幅に時間短縮できます。ぜひ使ってみてください。

Trados 2017, 2019プレビュー機能の紹介

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