Illustrator テキスト抽出スクリプトをver 3.0.3にアップグレードしました。ver 2に存在した多数のバグを修正していますので早めのバージョンアップをおすすめします。
【重要】ver3は置換時の目印となるIDの求め方をver1の方法に戻しました。そのためver2と互換性がありません。
機能追加・変更
- 抽出したテキストの保存場所を指定できるようにしました。
- adobe クラウドのファイルも処理できるようになりました。クラウド上のファイル対象時は抽出テキストの保存場所指定が必須です
- アートボードごとにファイル内でグループ化して書き出すオプションを追加しました。今まではアートボードごとにファイルに分けて出力する機能のみでした。注意点はこの機能を使用した場合アートボード外にあるテキストは抽出されません。「複数ファイルをまとめる」と合わせて使用可能です。
- 新規作成かつ未保存のファイルの場合は処理の対象外としました。
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ファイルを選択するダイアログで対象ファイルのみを表示するように変更しました。
- ツールチップに簡易的なヘルプを書きました。ヘルプのあるオプションで一定時間マウスオーバーすると表示されます。
- オプションが増えたのでUIを整理しました。
バグ修正・他
- ver 2 のUUIDを使用した置換方法にillustratorの仕様による予想外の挙動があったため、以前のIDの特定方法であるオブジェクトの順番に戻しました。そのため抽出後に編集すると正常に置換できない場合があります。ver 2 で抽出したテキストと互換性がありません。
- 「1ファイルにまとめて書き出す」が「改行毎に書き出す」に対応していなかった問題を修正しました。
- 「改行毎に書き出す」で改行の数が多いと置換が途中で止まる問題を修正しました。
- 置換処理を高速化しました。およそ1.3倍早くなりました。
- 非表示・ロックされたレイヤーを抽出しない場合、最上位レイヤーまでさかのぼってロック・非表示されているかチェックするようにしました。今までは該当テキストボックスと親レイヤーのみチェックしていました。
製品の説明
スクリプトの詳しい内容は製品ページをご覧ください。
今後とも引き続きIllustrator テキスト抽出スクリプトをどうぞよろしくお願いいたします。
アップグレード
ご購入いただいたユーザーの皆様には無償でアップグレードバージョンを使用していただけるようにご連絡いたします。
Illustrator テキスト抽出スクリプト をver 3.0.3にアップグレードしました