こんにちは。トランジェンのHです。この記事でDogecoinをマイニングしているとお知らせしました。現在も継続してマイニングしています。この記事ではDogecoinのマイニング方法についてお伝えします。
DogecoinクライアントのDL
公式サイトからDLします。私はWindowsを使用したのでWindows版をDLしました。現在のバージョンは1.5.2.0です。
起動するとネットワークとの同期が開始されます。同期終了には5時間ほどかかりました。
とりあえずMuch Receiveタブを選択しましょう。ここに自分の口座のアドレスがあります。ラベルを自由につけることができます。このアドレスは自由に追加や削除が可能です。Miningpool専用にひとつ作っておきましょう。
その後、SettingsメニューからEncerypt Walletを選択してパスワードを設定します。これは送金する際に必要となります。忘れてしまうと送金が出来ずDogecoinを動かせなくなってしまうので注意しましょう。
設定が完了したら、同期終了の間にMiningPoolの設定をします。
MiningPoolとは?
Miningはソロでやると期待値が低く非効率です。そこでチームに組んで協力してMiningするPool Miningというものが生まれました。Miningサイトに登録して、ブロックを発見したら報酬を貢献分に応じて山分けするという仕組みです。
主流なのはPool Miningです。
MiningPoolはたくさんあります。
Dogecoin Mining PoolsというサイトにMiningpoolの一覧があります。
このサイトのWorkersをクリックしてソートしてみましょう。
WorkersはMiningに参加している人数のことです。多い方がブロックを発見する確率も高くなり報酬がもらえる回数が増えますが、人数が多いので受け取れるcoinの量はその分減ります。少ない人数のpoolはブロックを見つける確率が下がるためなかなか報酬をもらえませんが、人数が少ないので受け取れるcoinの量は多くなります。
まとめると次のようになります。
- Workersが多いpoolは報酬を受け取る回数が多いが報酬は少ない
- Workersが少ないpoolは報酬を受け取る回数が少ないが報酬は多い
参加人数が2000人ほどいれば一日の内、数回は報酬を受け取れます。
他にはプール使用料の有無やサーバーの安定度などで比較します。プール使用料はない方が有り難いですがサーバーにも維持費が必要なのであった方がサーバーダウンなどの心配をしなくてすみます。
私はTeamDogeでMiningしています。ちなみにTramDogeはプール使用料がありませんでしたがサーバーが一度ダウンしてから使用料を取るようになりました。
MiningPoolに登録する
ここではTeamDogeでの登録について説明しますがどのMiningpoolも似たようなデザインなので、他のサイトも同じ手順で登録できると思います。
PINは4桁の暗証番号です。設定の変更などで使用します。忘れずメモしておきましょう。
左メニューからMy Workersを開きWORKERを登録します。NAMEとPaswordを入力します。この情報はMiningの際に使用します。
次にEdit Accountで自動支払いの設定をします。PAYMENT ADDRESSにアドレスを登録します。
DogecoinクライアントのMuch Receiveタブからアドレスを右クリックするとCOPYメニューが出るので、そこでコピーしたものを貼り付けましょう。アドレスが間違っているともらえなくなってしまいます。
AUTOMATIC PAYOUT THRESHOLDで自動支払いの値を決定できます。とりあえず最小値で登録しておけばいいでしょう。スクリーンショットは現在の私の設定です。
Miningpoolサイトで設定する項目は以上です。次にマイニングツールの設定をします。
MiningToolの設定
CPUで掘るか、GPUで掘るかという選択肢がありますがGPUの方がたくさん掘れます。
GPUではCGMinerのバージョン3.7.2が安定版(最新のバージョンではDogecoinのようなscrypt系に対応していないため掘れません)でしたが、現在入手困難のようです。一応PoolサイトのDoge HouseがGettingstartedで配布しているようです。
現在はSGMinerというscrypt系専用のツールがあるようです。
ここでは使用しているCGMinerのバージョン3.7.2で解説します。
Miningpoolサイトの左メニューにあるGetting StartedでCGMiner用の設定があるので、コピーします。TeamDogeは以下のようになっています。
./cgminer --scrypt -o stratum+tcp://pool.teamdoge.com:3333 -u Weblogin.Worker -p Worker password
このWeblogin.WorkerはWOKERで設定した名前を、Worker passwordはWOKERのパスワードを設定します。
これをバッチファイルに書き込みます。そのまま起動してみましょう。
この画面が表示され、MiningpoolのMy WorkersのページでActiveにチェックマークがあれば成功です。
しかしこのままではあまり掘れません。GPUごとに最適な設定があります。ネットで検索するといろいろ例があるので探してみましょう。
私の場合は次のような設定にしています。GPUはMSIのR9 280X Twin Frozr 4S OCです。
cgminer -I 13 -g 2 -w 256 --thread-concurrency 8192 --gpu-engine 1000 --gpu-memclock 1500 --no-submit-stale --gpu-fan 100 --scrypt -o stratum+tcp://pool.teamdoge.com:3333 -u Weblogin.Worker -p Worker password
この設定は海外の掲示板にMSI R9 280X Twin Frozr 4S OCの設定の一例としてあったものに手を加えたものです。
GPU Engineが1000になっていますが、これがscrypt系のMiningでは最適な値らしいです。
この設定で720Kh/s出ます。TeamDogeでは一日約2500Doge程もらえます。
MiningPoolサイトの見方
最後にサイトについて説明します。
一日でもらえるDogecoinの数が知りたい
左メニューからpoolを選びます。ここではハッシュレートと一日でもらえるDogecoinの数がランキング形式で書いてあります。
ここではハッシュレートが652Kh/s、一日で3,084.953Dogeもらえると書いてあります。
いつブロックを発見したのか知りたい
左メニューでBlocksを選びます。このページではどのくらいの頻度でブロックを発見するか、というグラフなどがあります。
下の方にブロックを発見した時間と量があります。
ブロックを発見した時が報酬がもらえる時なので、報酬がもらえるタイミングが分かります。
今どれだけDogecoinがあるのか知りたい
左メニューでDashboardを選択します。
Confirmedが確定しているDogecoinでUnConfirmedは未確定です。これが自動引き出しの数に達すれば自動的にDogecoinの口座に振り込んでくれます。
手動で引き出したい
左メニューでEdit Accountを選択します。
ここでPINに設定した暗証番号を入れてCash Outをクリックすれば手動で引き出せます。
その代わり手数料が自動支払いより高くなっているのがほとんどです。
Miningpoolを変えるときなどに利用します。
いかがだったでしょうか。私がDogecoinのMiningを始めた時は日本語の情報が非常に少なく苦労しましたが、現在はMONACOINによって日本語情報が非常に増えました。Miningの設定はどれも似たようなものなので、DogeocoinのMiningにもそのまま活用できると思います。
最後に翻訳処理の会社らしい情報を。
トランジェンでは仮想コイン関連の翻訳に関する案件を扱っています。実際にMiningまで行い、その経験と知識を深めていますので他社にはない品質の翻訳ができることを保証いたします。ご連絡をお待ちしておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。